ブログを開始してから、ロケッツの優勝メンバーはどうしてるのかなとか思って選手の名前で検索してたりtwitterのアカウントを探したりしてたのですが、3年前に2連覇してから20周年を祝うイベントがあったみたいですね(厳密には、当時このニュースをYahoo! Sportsあたりから知ったとは思いますが完全に忘れていました)。
#TBT to the 20th anniversary celebration of our back-to-back championships! 🏆🏆
More photos » https://t.co/oLWN9MEIhF pic.twitter.com/6OWftBUHtr— Houston Rockets (@HoustonRockets) 2016年7月14日
20年も経ってるので当然皆年を取っています。アキームもルーディーTも・・・
ただ、左の写真を見て胸が熱くなりました。何がかっていうと、オーティス・ソープ(Otis Thorpe、右端)とクライド・ドレクスラー(Clyde Drexler、右から4番目)が同じフレームに写っているではありませんか!
というのも、この2人は現役時代はチームメートの関係ではなかったのです。当時、ブレイザーズ所属であったクライドとロケッツ所属であったソープとの間でトレードがあったのです(1995年2月、正確には1対1のトレードではない)。それでロケッツにクライドが来てアキームとのヒューストン大コンビが復活!って盛り上がって、チームはなかなか勝てずカンファレンス6位ながら最終的に優勝してしまったという経緯がありました。
当時このトレードは賛否両論であり、ロケッツは優勝した前シーズンほど勝ち星を積み上げられていない、一方クライドの方もトレードを希望しているというウワサがあったみたいで、双方が現状打破するために成立したような感じがしました。
ロケッツの方は、インサイドの重要なプレーヤーであるソープ(アキームがオフェンスの1stオプションだったのでセカンドプレーとして重要)がいなくなってどうなるのか?といった懸念がありました。パワーフォワードの選手も控えクラスなら何人かいたのですが、スター級となるとロバート・オーリー(Robert Horry、左の画像の左端)しかいなくなってしまうのです。
オーリーは大学時代(アラバマ大)はセンターだったらしいのですが、ロケッツでは主にスモールフォワードで、ソープが休んでるときなどはパワーフォワードもやってましたが、どうやら起用法に関しては最後まで主にスモールフォワードとして扱われてました。
逆にブレイザーズの方も、クライドは押しも押されぬチームの大黒柱だったわけですから、チームを一から作り直ししなければならないみたいなところは感じました。実際に、ブレイザーズは97-98シーズンまで低迷します。
ただ、ロケッツは結果的に優勝します。クライドはそれまで2回ファイナルに出て優勝できなかったので、ようやくチャンピオンになれて本当によかったです。
で、こうして現在(正確には3年前)ロケッツOBが集まる場所で、現役時代にはありえなかった並びが見られるのはそれはそれでいいものがありますね。
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さらに、こちらの記事ではクライドとソープが隣同士で写っている画像があります。

この中には、後列の長身の白人(ピート・チルカット Pete Chilcutt、2回目の優勝時メンバー)とその右の黒人(アール・キュアトン Earl Cureton、1回目の優勝時メンバーでシーズン途中から加入)が対面してて、これも現役時代はかぶってなかった組み合わせでとてもよいですね。
※追記:さらにキュアトンの右の白人はクリス・ジェント(Chris Jent)で、93-94シーズンの終盤(キュアトンより遅かったはず)に入団して優勝を経験したある意味ラッキーボーイです。
あとは上の引用tweetで右のトロフィー持ってるヴァーノン・マックスウェル(Vernon Maxwell)がいますね。彼は連覇するシーズンの終盤までいたのですが、ポジションがかぶるクライドに出場する機会を奪われたのが不満でチームを離脱しちゃったんですよね(元々激しい性格のようですが)。
ヴァーノン本人のtwitterプロフィールには(ポストシーズンは全く出てなかったですが)Two-time World Championとありますし、クライドと一緒に写ってても何の問題もないようですから、これも良い意味でOBの集まりって感じがします。
クラッチ・シティ(ヒューストン・ロケッツ ’94初優勝全記録)[VHS]