ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)が8月30日夜に
フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)とのトレードを敢行しました。
参照記事
- Rockets trade Ryan Anderson and De’Anthony Melton for Marquese Chriss and Brandon Knight – Golden State Of Mind
- Trade Grades: Rockets Make Significant Move in Sending Ryan Anderson to Suns | SI.com
ロケッツ視点で書きます。
Welcome the newest Sun, Ryan Anderson!#TimeToRise pic.twitter.com/DSMNG9wm0a
— Phoenix Suns (@Suns) September 1, 2018
ライアン・アンダーソンについては、
対ウォリアーズとしては使えない、
ディフェンス能力に欠けると判断されている模様です。
また、サラリーキャップを空けたいのと、
カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)獲得により、
アンダーソンの出場機会が減りそうだということもあるようです。
ルーキーのメイトンについても、
サマーリーグでアピールし、ディフェンス能力が期待できたが
まだ戦力とは考えておらず
彼を育てるよりもウェストを勝ち抜くことを優先させたと思われます。
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ブランドン・ナイトについては
- 得点力があるガードであるものの、ディフェンスは期待できない。
- しかも、前十字靭帯の怪我で昨シーズンを棒に振って未だリハビリ中である。
- ただ、CP3が怪我したときに備えて層が厚くなればという補強である。
- また、ロケッツには他にタレントのある選手がたくさんいるので、低かったFG率も良くなるのでは。
- ハーデンとCP3の負担を軽減することも期待され、新加入のマイケル・カーター=ウィリアムス(Michael Carter-Williams)の存在を脅かす可能性もある。
とのことです。
マーキース・クリスも、2016年ドラフト8位指名とその運動能力を期待されたものの
ディフェンスはダメだし、オフェンスも精彩を欠いている。
ただ、ロケッツ側に明るい材料があるとすれば、
クリント・カペラ(Clint Capela)を育てた
マイク・ダントーニ(Mike D’Antoni)がロケッツにいる点で
サンズよりかは若手が育ちやすい環境にあるかもしれないということです。
このトレードはトータル的にはあまり変化のあるものではなく、
まだウォリアーズには到底勝てない。
ただ、既存のメンバーにとっては良い方向に動きそうだ。
という意見のようです。