NBA:殿堂入りしたグラント・ヒル

9月7日、バスケットボール殿堂入りセレモニーが行われました。

主な殿堂入りは

レイ・アレン(Ray Allen、名シューター、優勝2回)

ジェイソン・キッド(Jason Kidd、ミスタートリプルダブルの名PG、優勝1回)

スティーブ・ナッシュ(Steve Nash、MVP2回受賞のカナダ人PG)

 

に加えて、

グラント・ヒル(Grant Hill)

も入っていました。

ただ、アレン、キッド、ナッシュに比べると

ヒルは少々扱いが小さい感じがします。

 

他の3名と違って、優勝もMVPも獲っていないですが
絶対に殿堂入りする選手でした。

 

203cmのオールラウンダータイプなフォワードで、

キャリア後半はケガに苦しんだ印象はありましたが、

とにかく人気が絶大な選手でした。

当時の雑誌でも「王子」「貴公子」「エリート」なんて形容されていました。

 

そのように呼ばれていた理由も兼ねて
ヒルのキャリア前半のハイライトを中心に紹介したいと思います。

家柄がいい

父親のカルビン・ヒル(Calvin Hill)が元NFL選手で
母親がヒラリー・クリントンと大学の同期

なのはルーキー時代から日本でも有名な話でした。

 

名門デューク大で2度もNCAA優勝

コーチKの左にいる33番がヒル

他にもコーチKの3つ右隣の白人がボビー・ハーリー(Bobby Hurley)
さらにその右隣にクリスチャン・レイトナー(Christian Laettner)

がいます。

 

1991、1992年に優勝。1994年も準優勝。

 

1994年ドラフト3位指名

1994年のドラフト1位は
左のグレン・ロビンソン(Glenn Robinson、バックス)

2位は真ん中のジェイソン・キッド(マーベリックス)
そして右が3位指名のグラント・ヒル(ピストンズ)です。

ヒルより指名順位が上の2人もすごい選手ですね。

 

ちなみに、これは私のトレカコレクションです。
1994年頃はトレカ買いまくってました。

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このように、NCAAで優勝して
なおかつドラフトで上位指名されるだけでも

偉大な選手の十分条件ではありますよね。

 

さらに、ヒルのスター選手への階段を
決定づけたのが次に紹介するプレーだったと思います。

NBA入りしてすぐに見せたスーパープレー

1994-95シーズンの開幕数試合目で見せた
この左手アリウープ。

(length – 0:14)

実況のエキサイトぶりから
このプレーのインパクトが分かるかと思います。

 

この映像は
当時のNHK BS1でも流されまくってましたし、
向こうの放送でもかなり使われていたと思います。

とにかく
グラント・ヒルのハイライト映像では必ず使われますよね。

ルーキーでオールスターファン投票獲得数が最多

1995年オールスターのファン投票で
シャック(Shaquille O’Neal)を抑えて

最多獲得票数(1,289,585)を得ました。

1995 NBA All-Star Game Voting | Basketball-Reference.com

 

さらに翌年、
マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)が復帰した
1996年オールスターでも
MJを抑えてファン投票数が全体1位(1,358,004)でした。

1996 NBA All-Star Game Voting | Basketball-Reference.com

 

グラント・ヒルの人気の高さを証明するものですね。

 

ちなみに、
同期のジェイソン・キッドは1996年にオールスター初出場、
グレン・ロビンソンは2000年に初出場です。

キッドの1996年初出場もファン投票でですから
これもすごいですね。

新人王をキッドとダブル受賞

この年の新人は他にも
グレン・ロビンソンに加え

ジュワン・ハワード(Juwan Haward、5位指名、ワシントン・ブレッツ)
ブライアン・グラント(Brian Grant、8位指名、キングス)
エディー・ジョーンズ(Eddie Jones、10位指名、レイカーズ)
ジャレン・ローズ(Jalen Rose、13位指名、ナゲッツ、2000年6thマン賞)

となかなかの当たり年でした。

 

1996年アトランタ五輪金メダル獲得

 
 
 
 
 
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@realgranthill suits up for @usabasketball in 1996!

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ちなみに、五輪が終わった96年の秋に来日して
ニュースステーション(今の報道ステーション)に出ていました(リアルタイムで見ました)。

とまあ、これらだけでも殿堂入り間違いなしの実績ですね。

スタッツ的にもトリプルダブル出しまくってましたし、

独特のドライブインは芸術的に相手を翻弄してました。

 

ハイライトプレー集 (length – 9:40)

今のレブロンの方が力強さはありますが、

それでも当時としては独特な動きも相まって
かなりインパクトのあるプレーが多かったです。

キャリア後半

1999-2000シーズン終盤に左足首を負傷。

プレイオフ1回戦には強行出場しましたが
成績が振るわず第3戦は欠場して、そのままヒートにスウィープで敗退しました。

 

それ以降は
オーランド・マジック(Orland Magic)に移籍するも
足首のケガに悩まされ
何度も手術をし、時にはMRSA感染で生死を彷徨うときすらありました。

 

その後ケガを克服し
貴重なベテランとして
サンズ(Phoenix Suns)などでも活躍し

2013年に40歳で引退しました。

 

優勝こそできませんでしたが、
結果的には息の長い選手として選手生活を終えました。

最後に

このように、

キャリア前半の輝かしい実績と、

 

ケガに悩まされ、克服して
息の長い選手として活躍したキャリア後半

 

これらによって、有資格初年度で
文句なしの殿堂入りを果たしたのは間違いありません。

アレン、キッド、ナッシュとも何ら遜色のない実績であったことは
お分かりいただけただろうと思います。

 

改めておめでとうございます、グラント・ヒル。

殿堂入りスピーチ (lengh – 14:28)

スマホえんきん

余談

あの超有名なヒルのアリウープ
レブロン(LeBron James)もほぼ完コピしたことがあるんですね。

やっぱレブロンはとんでもないな・・・。

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