最近NBA関連の記事でよく
という表現を目にします。
実はこれらは
などを意味する副詞句(一つの副詞)
として見た方が良い場合が多いです。
どうやら
moving forward
going forward
は最近使われ始めた表現のようで、
NBA記事だけにとどまらず
英語圏の様々な場面でカジュアル、フォーマルにかかわらず
使われているようです。
実際にどんな感じで使われるのか
下の用例を見てみましょう。
用例
The performance did little to quiet those suggesting that the Rockets’ defense took a step back this summer, and should be addressed moving forward.
今オフにロケッツのディフェンス力が後退したとほのめかしている人達にとって、(この日の)ロケッツのパフォーマンスで彼らが黙ることはほとんどないだろう。今後に向けてパフォーマンスの改善が必要である。
引用元:Rockets drop opener to Pelicans 131-112: What worked and what didn’t
A lot of guys weren’t here last year, so now it’s time for us to create our own identity for what this team is and what we’re going to be moving forward.
昨シーズンはうちにいなかった選手が多いから、今は今後に向けてチームや自分達がどうあるべきかについて自らのアイデンティティを確立する時なんだ。
Going forward, Rozier is an obvious trade chip:
(テリー・)ロジアーが将来トレード要員になることは明らかだ。
私は、上の用例3つとも
初めて見たときに
「前進しながら」
のような意味と思いこんでしまいました。
ですが、
そうすると意味が
チンプンカンプンになってしまうのです。
上の用例で
もし「前進しながら」
と直訳気味に訳すと
(パフォーマンスを)前に進めながら対処すべき
我々が前進していようとする先
前に進みながら、ロジアーが明らかにトレード要員である。
というわけで、
moving forward、going forwardは
in (the) future のような「今後」「将来」
といった使い方をした方がよい場合が多いです。
もちろん、直訳の
「前に進む」とした方がいい場合もあるでしょうが、
最近のトレンドでは
「今後」「将来」とした方が
すんなりと読めると思います。
寝る前3分でできる英会話アプリ!
スタディサプリ ENGLISH
さらに
にも「今後」という意味があるのです。
用例
While Seattleites have been imploring to become an expansion city, the NBA doesn’t see it happening until seven years down the road, at the earliest …
・・・シアトルの人々は新チームの創設を願っているが、リーグは早くても今後7年間はそれはないとしている。
これも直訳してしまうと、
道を進みながら7年まで
になってしまいます(もちろん down the road には「道を進みながら」という直訳の意味も持ちます)。
の方が明らかにしっくりきますね。
さらにさらに、
にも「今後」という意味があるようです。
こちらは「今後」の他にも
「ある時点で」「完全に」
など他にもいくつか別の意味も持っているようです。
用例
Paul George hints that he could join Lakers down the line
ポール・ジョージ、将来のレイカーズ入りもありうると示唆
引用元:Paul George hints that he could join Lakers down the line in free agency | The Sports Daily
Paul George hints that he could join Lakers down the line in free agency. Read @SportsDailyBlog: https://t.co/EQHC1qANKC #Lakeshow #Thunder pic.twitter.com/wY05QmxE2w
— Bob Garcia IV (@bgarciaivsports) August 24, 2018
最後にもう一度
最近の英語圏でよく使われている表現
moving forward
going forward
down the road
down the line
これら4つはすべて
“in (the) future” だと思って
今後 将来
という意味であると、この際覚えておくとよいでしょう。
ただ今、こちらのアプリで勉強中です。
スマホやPCからお手軽に英会話の学習ができます。
関連記事 スタディサプリENGLISH 日常英会話コースを始めてみます