NBAを見始めるようになった
1992-93シーズンの前半から中盤くらいの頃なんですが
個人的に受験勉強の真っ最中で、
当然英語の勉強もしなくてはいけませんでした。
このときまでは、ろくに英語の辞書を使ってなかったんですが、
いかんせん英単語を全く覚えてなかったので、英語の成績を上げるために英和辞典とにらめっこする時間がかなり増えてしまいました。
長文を読んでは分からない単語があるたびに辞書を引き、
高校必修レベルのマークが付いている単語があれば暗記する
って作業をひたすら繰り返した覚えがあります。
ただでさえ単語力がなかったので、それはもう大変でした。
何せ私は、文章が短い文法分野しかやらなくて長文を全く読まないという、典型的な「英語怠け者状態」だったので、
分からない単語が多すぎる上に、文章慣れしてないので、長い関係詞節とか、関係詞節の中にさらに関係詞節があったりすると、それはもう頭の中が混乱してしまう状態でした。
で、やっぱり純粋な勉強だけでは疲れるので、その合間に受験と関係ない言葉を辞書で引いたりする「遊び」をしていました。
それが、タイトル通りの「NBA選手の名前を英語の辞書で引いてみる」ことでした。
それはもう片っ端から調べましたよ、当時の主力選手は全部。
それこそ、バード(bird)とかマジック(magic)ですら調べましたからね(笑)。
ほとんどは、人の名前という意味で記載されてるんですけどね。
例えば、
名詞
1. 男子の名(マイケル) 2. 大天使ミカエル
という風にわりと当たり障りのない意味となっているんですが、
いくつかは、変わった意味もありました。
その中でも、私の中で特に(辞書を引いて)インパクトのあった名前をいくつか挙げます。
なお、当時は電子辞書が普及してなかった時代なので、すべて紙の辞書(旺文社 英和中辞典)で引きました。
Jordan(ジョーダン)
マイケル・ジョーダン1995 – 96 Upper Deck Collector ‘s Choice Playoff時間カード# 353
名詞
1.ヨルダン(国名)
2.(the~)ヨルダン川
ええと、これだけです。
なんと「人の名前(ジョーダン)」がありません!
使った辞書では、他の名前だったらちゃんと名前としての意味があるんですよ。
上の方に書いた「マイケル」もそうですし。
ジョンソン(Johnson) だって、辞書には普通に人の名前の意味として載っていたんですよ。
バスケットの神様と呼ばれてて、(当時でも)NBA知らない人たちでも知ってる名前なのになんで???
その一方で、「へ~~ヨルダンってこういうスペルなんだ、てっきり Yoldan とかかと思ってた。」
とも思いました。
この、国としてのヨルダンの意味の場合でも、大まかな発音は「ジョーダン」となります。
ヨルダンの形容詞形(Japan に対しての Japanese)は Jordanian で -ian が付く形となり、大まかな発音は「ジョーダニアン」となります。
Dominique(ドミニク)
Dominique Wilkins Atlanta Hawks NBAアクション写真(サイズ: 16 ” x 20 ” )
アトランタ・ホークスなどで活躍したダンク王ドミニク・ウィルキンス(Dominique Wilkins)がいたので調べました。
まあ普通に人名としての意味なんですが、
名詞
1.女子の名
2.米国産のにわとりの一品種[肉・卵用]
女子の名??
なんで女子の名前が付いちゃってるの?
実際にドミニクって名前は、女性で使われていますもんね。
ちなみにドミニク・ウィルキンスの実弟にジェラルド・ウィルキンス(Gerald Wilkins ニックス、キャブスなど)がおり、
「ジェラルド(Gerald)」 は普通に「男子の名」として載っておりました。
なお、「2.米国産のにわとりの一品種[肉・卵用]」は全く忘れていました。
だって「女子の名」って方が強烈でしたから。私にとっては。
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Kemp(ケンプ)
500レベルのShawn KempコットンTシャツ – Vintage Seattleバスケットボールファンギア&スポーツアパレル – Shawn Kemp Fly名G ゴールド
主に90年代にシアトル・スーパーソニックス(サンダーの前身)などで活躍したスラムダンカー、ショーン・ケンプ(Shawn Kemp)のことです。
名詞 不可算
質の粗いくず羊毛
覚えずらっ!
しかも、頻出度が最低ランクの言葉(つまり受験にはほぼ出ない)
だったんですが、意地でも覚えました。
Mourning(モーニング)
Alonzo Mourning Miami Heat NBAファイナルアクション写真(サイズ: 12 cm x 15 cm )フレーム
主にホーネッツ、ヒートなどで活躍し1994年、2000年に米国代表となった208cmのセンター、“ZO” ことアロンゾ・モーニング(Alonzo Mourning)です。
まず最初にスペルが「朝」の “Morning” だと思ってましたね。ZO のことは。
で実際に辞書を引いてみたら、
名詞 不可算
1.悲しみ、嘆き;[死者への]哀悼
2.喪、服喪;喪服、喪章
形容詞 哀悼の、喪中の
え?縁起悪くない??いいの??
ってずっと思ってました。
ただ、ヒート時代はホームでモーニングが得点すると、場内で
「グゥッ~~ド~~、モ~~~~ニン~~~~!」
て風にアナウンスされてたから
向こうの人たちでも語感的には「朝」とそんなに変わらないのでしょう。
しかし、1文字違うだけで「朝」と「喪」ってずいぶん変わるんだなあと思いましたが、
「喪」の “mourning” は -ing 形だから、動詞の原形がありそうってことですよね。
で動詞として実際に “mourn” があって「嘆く」「喪に服す」という意味があるんですね。
他にも
- Pierce;貫く
→ リッキー・ピアース(Ricky Pierce、6thマン賞のシューター) - Cliff;崖
→ クリフ・ロビンソン(Cliff Robinson、6thマン賞の元祖ヘアバンド) - Worthy;価値のある
→ ジェームズ・ウォージー(James Worthy、80年代レイカーズのエース)
など、普通名詞が普通に名前として使われている例は数多くありました。
さらに、シャキール(Shaquille)なんかも調べましたが、なかったですね。
後に Wikipedia ができてから、シャキールがアラビア語だと知ったので当然ですね。
「Shaquille Rashaun(シャキール・ラシャウン)」とは、アラビア語で「小さな勇士」という意味である。
引用元 ― https://ja.wikipedia.org/wiki/シャキール・オニール
まあずいぶんア〇なことをしていましたね。
こんなことをしてもテストの点数なんて上がりませんから、みなさんは真似しないでください。
ただ私の場合、こういう「無駄な」ことをするのも英語を勉強するモチベーションにつながってたと思うので、その意味では多少意義のあることではあったとは思います。
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